PCに明日はあるか、"ThinkPad産みの親"に問う:ITpro
記事の冒頭で書かれているように、学校でも学会でも勉強会でも、机の上が黒から銀一色になって久しい。かくいう私は昔からMacの銀色だったのだけれど、Windowsでは相変わらず赤いポッチのついた黒を愛用中。Windowsの銀は使わないゾ、と。あの軽さには惹かれるが。
黒のメーカのインタビュー。
イチファンとして、読み物として面白かった。
- 昔からそうでしたが、今も相当こだわっていますね。
内藤 それをなくしたら他社と同じなので。私たちはやはり、製品がほかの会社のものとはひと味違う、お客様に「ああ、これだったら自分の役に立つ」という経験をしていただくことを最重視しています。私たちのストラテジーはそこからきているんですね。そこにしか、私たちの成長のエンジンはない、ということを全員が分かっています。
もちろん会社として効率を追求するとか、流通コストを下げるとか、そういうことは当然やっていますけれども、我々の強み、我々が存在する意味は何なんだ、というと、こだわりを具現化した製品に戻っていく。これは自分で昔からはっきり言っていることですし、今でも繰り返し、繰り返し、社内で言っていることです。このこだわりは非常に強いですね。
エンジニアとして、経営者としてコモディティ化した市場で一歩でも二歩でも出て行く心意気。
- ノートPCの方はいかがですか。内藤さんからは、ノートPCについても山のような課題が見えているのでは。今、内藤さんとして、お客さんに申し訳ないと思っていることとか、これを何とかせねばということとか。
内藤 もっとパフォーマンスを上げないといけないですね。昔というか、ちょっと前まで、ノートPCにはこれ以上のパフォーマンスはいらない、とお客様がおっしゃっていた時期がありました。そのときは機械が持っているパフォーマンスがほとんど全部、お客様の使うスピードだった。だからゲームをするとか、特殊なアプリケーションを使う、といった以外の方はパフォーマンスに関しては十分だったのです。
ところが今、状況は一変しました。お客様が電子メールの送受信しかしていない、あるいはプレゼンテーションしかしていない、けれども、実はそこにセキュアな環境を提供するために山ほどいろいろなソフトが動いている。これだけセキュリティの問題がどんどん増えてきて、いろいろなソフトウエアのテクノロジーが絡んでくると、かなりの能力をそこで食ってしまっている。すると残ったパフォーマンスはあまりない、ということになり、このPCはこれだけのギガヘルツで動いているのに、なんだか遅いじゃない、と言われてしまう。この点がお客様に一番申し訳ないと私は思っています。
- それはシアトルにある会社のせいではないのですか。
内藤 もちろん、オペレーション・システムとか、基盤で動くソフトウエアの改善も必要なのだけれども、私はマシンのパフォーマンスそれ自体をもっともっと上げたいと思っています。結局、それが一番効くのです。
- それはプロセサ・メーカーの仕事ですよね。
内藤 私たちは、インテルさんが出してこられるのを、だまって見ているわけではありません。インテルとマイクロソフト、レノボ、レノボ以外の会社さん、全員が自分たちの問題はどこにあるんだということで合意をとって、きちんと協力してやっていけば解決できると思っています。それはCPUメーカーさんの仕事です、それはOSメーカーさんの仕事です、と言っていたら、うまくいきません。
正直、GPU以外は今のノート(X60)で(一部の作業をする場合を除いて)スペックはほぼ充分で、今までのようにCPUの性能を追いかけて買い替える、と言うことはしばらく無いだろうと思ってる。
GPUだけはもうちょっとどうにかならないものかと思っているけれども。
今のノートはセキュリティのためにパフォーマンスアップしてるというのは気付かなかった。
ナルホド。