カールじいさんは3Dで。
待ちに待ったカールじいさん公開日。
この映画は、字幕or吹き替え x 2Dor3D、という4つのバージョン。
特に目新しいと言うわけではないけれど、最近プレステ3方面で話題の3Dハイビジョン。
pixarが作ったとなれば期待もふくらむ。
レイトショーで字幕の2Dと3Dを鑑賞。
時間や空席状況の関係で1つの映画館で見られなかったので、ピカデリーとバルト9をはしご。
世の中うまくいかないものだ。
両方とも比較的新しいシネコンなので設備は問題ない、だろう。
個人的にはピカデリーの方が席がゆったりしていて好み。
どちらもレイトショーながらかなり混んでいた。ネットで予約しておいて良かった。
3Dの方は入場時にメガネを渡される。

XpanDの液晶シャッター。
眉間のところの黒い部分がセンサーでスクリーンと頭の相対位置を計算する。
(ここを指で隠すと、たしかに3Dの効果が失われる)
右側の眉間部分内側にボタン電池。
せっかくだから、カールじいさんの時だけでも黒ブチのものにしてくれれば良かったのになぁ。
とても軽量で疲労はない。
ただ、数十分すると多少ずれてくるのですると視界の縁がぼけてくる。
また手元が見づらくなるので、コップを肘掛けのカップホルダに入れるのはちょっと緊張する。
bmが生まれて今までメガネとかコンタクトとかをかけたことがないので、単純にbmがメガネかけるの下手だからかもしれない。
結論としては、どちらか見るなら絶対3D。
全く違う。文字通り、次元が違う。
解像度も完全に保存されていてハッキリクッキリ。心配してた、ぼけた感じは全くない。
美しい。
カールじいさんのミニチュア的な作りもあいまって本当に入り込んだような感じと浮遊感。
pixarが本作で物理演算にこだわった理由もわかるというもの。
途中、エリーがカール(まだじいさんではない)のネクタイを締めるところで布の質感がとても綺麗に表現されていて、なるほど3Dでそう表現するのか、と。
2Dに+200円する価値は十分にある。
リピートするのは3Dが多くなりそう。
実写の物(アバターの予告編)はなんだか2Dを奥行きのあるレイヤに配置した2.5Dのようにも見えた。
新しい技術の印象付けのために大げさに(わざとらしく)やり過ぎているのかもしれない。
そして映画としてのカールじいさん、無口な子供が大きくなって老いて偏屈ジジイになりつつも冒険心だけは暖め続ける姿がとてもうまく表現されている。
アシスタント(?)がアジア系(中国人?)らしくかかれているのも映画を見ているとだんだん意味がわかってくる。
ピートらしいユーモアも所々に織り交ぜてあってファンにはたまらない。
wall-eの空中遊泳(個人的に一番好きなシーン)を彷彿とさせるシーンもあり、随所でファンの琴線に触れてくるあたりがさすがだなぁ、と。
最後に「全てがOK」にまとまるオチもふくめて綺麗。
ともかくも、劇場で3D映画を見たのは初めてだけれど印象はとても強い。
初めてIMAXを見たときよりもずっと衝撃が大きい。
先を見て、こういう投資をしっかり出来るプロダクション・シアターが成長していくのだろう。
それを生かすコンテンツを作るノウハウがディズニーの外にも広がっていかないとしぼんでしまうかもしれない。
もちろん、2Dの映画もシアターも残っていくだろうけれど、そのうち「オールドファッション・ムービー」と呼ばれてしまうのかしら。

