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pin@clip 体験記

東急が渋谷でmobile ARの実験を始めた。

ついに来た!渋谷解禁。pin@clipピナクリ

iPhoneアプリに渋谷内でエアタグを張り合いましょう、という。
セカイカメラならぬチイキカメラ、というかんじか。

協賛団体に情報学環の名前が並んでいるが、どの先生が関わっているのか不明。
YRPの名前もあるので坂村先生ではないか、と推測される。
単純にプロジェクトが役所からお金を引き出すための名前貸しかもしれないけれど。

実験モニターはずいぶん前にWebで募集していて申し込んだら当選したが、再募集をかけているところを見ると全然集まらなかったのだと想像される。

12/1から開始なのだが、我先にとCGMに参加するほど悲しいこともないので1日おいて12/2、NHKのミーティング帰りに参加。14:00から約3時間。

当日、iTMSからiPhoneに直接ソフトがダウンロードできないトラブルがあったので東急ハンズの前のルノアールで装備を整える。ここはmobilepointとlivedoor wirelessがあるし時間貸しで個室的なブースが使えるので便利。

Macから口移しでiPhoneアプリをインストールしてとりあえず起動するとこんな画面

pinaclip_1.jpg

ユーザのtwit・・・じゃなかったエアタグ・・・じゃなかったpinが表示される。

誰かが投稿した書き込みがpin、それをブックマークするのが clip、の2つが柱のサービスでpin@clip。

地図閲覧にするとこうなる

pinaclip_2.jpg

ピンが、書き込みのあった場所

チイキカメラ表示(勝手に命名)

pinaclip_3.jpg

pin@clipの特徴は、東急ハンズが実験の重点拠点となっているところ。

ハンズに行ってボタンを押すとアプリが「ハンズモード」になる。

pinaclip_h1.jpg

pinaclip_h2.jpg

ハンズモードは枠が緑色に。
ハンズはおそらく各階にアクセスポイントが取り付けてあってplace engineのようなことをやっていると思われる。

pinaclip_h3.jpg

現在いるフロアがわかる・・・はずだがなかなか表示がついてきてくれなかった。残念。

pinaclip_h4.jpg

ただ、なぜかエアタグ・・・じゃなかったpinはどこのフロアにいてもこの2つにつきまとわれた。
確かにオタマトーン売り場は無くなっていた。

pinaclip_h5.jpg

ガンダムのところにもオタマトーン話。

B2から8Fまで足で2往復してみたが、他の情報はほとんど見あたらず。
iPhoneのぞきながら歩いている人も1人も見あたらず。
さみしい。

ハンズのインフォメーションで説明の封筒の中にあった紙を渡すと、500pointくれる、と書いてあったので行ってみた。
ハンズのクラブカードのポイントだった。
さんざん今までめんどくさいのでカードなしで買い物して板野だけれど、とうとう作ってしまった。
募集用件が渋谷勤務か渋谷へのヘヴィーリピーター、ということだったのでこれはなかなかうまい戦略か。

渋谷の街に出て歩いてみたが、とにかくタグが少ない。

pinaclip_9.jpg

地図で見るとたくさんあるように見えるが、一つ一つのアイコンが大きいだけ。


pinaclip_4.jpg

公園通りも・・・

pinaclip_5.jpg

H&Mも・・・

pinaclip_6.jpg

Vironも・・・

pinaclip_7.jpg

ヨシモトも・・・

pinaclip_8.jpg

やっと一つ見つけた、と思ったが小さくて読めない。
他で見つけたpinも同様だった。

おみせが載せたと思われるpinが一つも見つからなかったのが不思議。
もしかしたら規制されていたのかもしれないけれど、リアルスペースにこれだけ看板が込み入って飽和していて、せっかくAR上にスペースがあるのにどこもアピールをしていないのはナゼだろう。
吹き出しの色の独占権をお金出して買ってでもやるべきだと思うのに。

そういえば、ヨシモトの上、石橋楽器の下にユザワヤがオープンしてた。
KORGとユザワヤの奇跡のコラボレーション。

pinaclip_104.jpg

脱線失礼。

ソフトはかなり重くて、3GSが必須。
3Gでも動くには動くが、遅くて使い物にならない。

地図を指で拡大しても、位置情報をリフレッシュしたタイミング(数秒インターバル)でアプリ側がデフォルトに戻してしまうので使いにくいことこの上ない。
これは改修しないとほんとにユーザをイライラさせる。

pin@clipは無線LANをオンにしておくことが必要となる。
おそらく位置計測のためだろう。
無線LAN+ARでバッテリーがガンガン無くなっていく。
単位消費電力当たりの得られる情報が割に合ってない。

ハンズの階段脇の、

pinaclip_h_bbs.jpg

こういう掲示の方がよっぽど情報量多くアクセシビリティ高い。

結局、3時間弱でバッテリが切れてゲームオーバー。
いつも通りウーライに寄って帰りましたとさ。
しばらくしたら、また挑戦してみるか。

Place basedを「情報を特定のアプリ+特定の地理位置に閉じ込めること」と考えるとそりゃ失敗しする。セカイカメラも同じだけど。
メタバース(と言う言葉のほとんど使われていなかったころの90年代の3Dサービス)のサービスやらショッピングの使いにくさを思い出す。インターネットなのに「行かなきゃダメ」ってそりゃないな。
I can fly with the internet! な鳥の目がほしいんだよ!
twitterのジオタグの方がオープンになっている分よっぽど価値があると思う。

3月までの実験の後、どういうレポートになるのかわからないけれど、モニターに公開されるのかな。


pin@clip効果かどうかは別にして、またおもちゃを買ってしまった。

buddha_machine2.jpg

FM3 BUDDHA MACHINE 2


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