- January 9, 2010
- Category: book
闘うレヴィ=ストロース
![]() | 闘うレヴィ=ストロース (平凡社新書) 平凡社 2009-11-14 by G-Tools |
追悼記念復習。
構成主義の祖、レヴィ=ストロース。
本書は伝記のようでありつつも、彼の思考の過程をさっぱりコンパクトに要約している。
「構成主義」と言う言葉が誤解されるのは、彼が社会主義活動出身であることだったり、彼のサルトルとの闘いが余りに印象に強いので現存主義との対比で考えられることだったりするのだろうけれど、やっぱりネーミングの問題が大きいのだろう、と改めて思った。
シンプルにものを分析する方法論とは考えられずに、哲学的であったり社会学的なニュアンスをぺたぺた貼り付けられた上に、学問の分野ごとに解釈されて扱われるのでおよそ全体像の見えない大きなもの、になってしまっている。
基本的に長生きには憧れていないbmだが、彼のように明晰なまま歳を重ねられるのであれば長生きしてみるのもいいものなのかもな、と。

