朝日新聞デジタル:アナログの大相撲、デジタル化着々 きっかけは「金欠」
ちょうど、インターネットの地図サービス「グーグルマップ」から国技館を撮影させてほしいという申請があった。そこで「だったら力士も撮ってもらおう」(八角親方)。
釣られて見に行ってみた。
確かに見た目ちょっと面白いけれど、こういうことし出すとどんどんストリートビューの資料的価値が無くなってどうでも良い宣伝で汚れていくと思うのだ。1つやり出すとあれもこれもでマイノリティーレポートのあのAR看板みたいになっていきそうだ。
googleも、こんなバーターだったらきっぱり断った方が。
ところで、「デジタル化」ってなんだ?
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アナログの大相撲、デジタル化着々 きっかけは「金欠」
自転車に取り付けた特殊カメラで白鵬(左から3人目)ら関取衆を撮影するグーグルの担当者=2012年12月25日、東京・国技館
【抜井規泰】力士の取組記録は、全て手書き。4大関総崩れはいつ以来とか、白鵬は初顔合わせで何連勝といったデータも、全て手書き。デジタル化から遠い所にいたスポーツ団体・日本相撲協会。その協会がいま、次々と「デジタル戦略」を打ち出している。
「金欠」がきっかけだった。「予算ゼロでも何とか大相撲を広報したかった」と八角広報部長(元横綱北勝海)。ちょうど、インターネットの地図サービス「グーグルマップ」から国技館を撮影させてほしいという申請があった。そこで「だったら力士も撮ってもらおう」(八角親方)。
グーグルマップでは、現場で実際に撮影した「ストリートビュー」が映し出される。国技館のストリートビューでは白鵬らが手を振って出迎える、そんな写真を載せてもらおうというアイデアだ。
23日にストリートビューが更新されると、ツイッターでは「これは面白い」「にんまりですね」「ナイス」といったつぶやきが殺到した。
さらに、2011年11月から始めた協会公式ツイッター(@sumokyokai)のフォロワー1万人突破を記念し、今年1月の初場所では、フォロワーの入場者全員に、国技館のちゃんこ無料券などをプレゼントした。フォロワーは昨年11月に1万人を超えていたのだが、「細かいことは言わないの」と八角親方。
5月12日初日の夏場所では2万人突破を記念し、ポスターか、協会のゆるキャラ「ひよの山」の特製鉛筆セットのどちらかをプレゼントする。さらに、抽選で15組30人に、八角部屋か玉ノ井部屋(師匠は元大関栃東)のちゃんこ付き稽古見学権が当たる。
「前回企画では若い方が非常に多かったので、若者が相撲に興味を持つきっかけになれば」と、ツイッター企画を立案した職員の加藤郷実さん(30)。