うつくしま福島



うつくしま福島, originally uploaded by bm.iphone.

メルトダウンから25年
今、チェルノブイリをめぐって激しい化学論争が起きている。
原子炉の周辺区域は、畸形動物が生きる死の森なのか?
それとも、絶滅危惧種のための新しい楽園なのか?

いまの福島のワカモノは子供を産むという判断をどうしやってできるだろう。

#wired

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Wired 01は”新しい Wired”だった

よくある、雑誌のタイトルで世代を名付けるメソッドを用いるなら、bmはWired世代か。
Twitterにあふれているように”休刊前は毎号欠かさず買ってました”というほど熱心ではなかったけど日本版は大体読んで英語版もたまに読んで、サイゾーにwiredの陰を求めて肩すかしを食らい、iPad版の創刊号に拍子抜けした、1ファン。

B004UEPGYW WIRED (ワイアード) VOL.1 (GQ JAPAN2011年7月号増刊)
コンデナスト・ジャパン 2011-06-10

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GQの増刊号として、復刊第1号が本日発売。
ざっと読んでみたが、以前の日本語版Wiredを蘇らせたのでもなく、米国のWiredを持ってきたのでもなく、それらとは別の”新しいWired”だった。
特集もデザインもが以前ほど強烈ではないが、Webに慣らされて長い文章を読めなくなっている現代人(の標準サンプルでるbm)を没入させる力のある内容。
ペイパルマフィア・ポストFecebook時代・Ultrasurf/Freegate・DTC遺伝子テスト・オーランチオキトリウム・・・興味を引く単語が並ぶ。
通して読んだ感想は、正直なところ、休刊前のWiredほどエキサイティングではなかった。
bmが若くなくなったからなのか時代が追いついてきて似た(クーリエ・ジャポンとかね)雑誌がすでに日本でも読めるようになっているからなのか。
何が原因なんだろう
日本人のコラムがそれぞれ短いなぁ、というのが具体的な不満。
連載の導入であるとはいえ、森さんのは内容に入る前に終わってしまっている印象だし渋谷慶一郎のもそうだ。
せめて倍は必要ほしい。
SFCの学生は今でも「未来からの留学生」と言われ小っ恥ずかしいおもいをしているのだろうか。

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朝食会 に参加してみた

世間で流行っている(もう古いか)朝食勉強会に初めて参加してみた。
参加してみたのは”クーリエ・ジャポンDE朝食会”。
クーリエジャポンの読者のギャザリング。

B003MAQI2E COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2010年 07月号 [雑誌]
講談社 2010-05-25

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日本発の「世界標準マガジン」|クーリエ・ジャポン
最新刊を読んだメンバで集まりましょう、と。
場所は西新宿 野村ビルのスタバ。
mixiのコミュニティがあり、いつもはそこでメンバ募集をして定期開催しているらしい。
今回はtwitterでも募集していたのでエントリー。
参加者は30人ほどで層は20代後半から30代、男女半々くらい。
伺った範囲では広告系や社会貢献的な仕事または仕事以外の活動をしているような方が多かった。
新創刊したタイミングで新しい編集長などからお話を伺う会だと思っていたのだけれど、勘違いだった。
最新刊を読んでいることを前提に、雑誌片手にテーブルごとに感想やポイントを話し合う。
最新刊の特集がapple & iPadだったので、その話にはついて行けた。
電子カルテの矛盾など、その業界の方からカジュアルに話を聞けるのはおもしろい。
また雑誌の性質上、話は海外話や組織論的な話になりやすい。
様々な活動している方の話を聞くと海外居住してなくても、いろいろな”海外経験”があるのだな、と。
最後に編集者の方に挨拶をさせて頂いたら学環のOBでびっくり。
iPadネタで盛り上がる。bmが暖めているプロジェクトの話もさせて頂いて、これから面白いことが出来そうだぞ、と。
主催者さんはクーリエジャポンの関係者ではなく、出版関係者でもなく、イチ読者さんとのこと。
この会を通じて編集者とも知り合いになったとか。
好きな雑誌のために毎月イベントを開いてそこに編集者・編集長が来るようになるってすごい行動力だなぁ、と尊敬した。
全体的に緩い感じでそれを維持するのも大変だろうな、と。

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COLORS 77 markerless AR

BENETTON様からCOLORS 77を頂く。
前号でARマーカを活用して動く誌面化したCOLORS。
ベネトンのモデル一般公募のオーディションに展開。
COLORS MAGAZINE
COLORS Magazine 77
今回もAR活用。
より進化してマーカレスに。
Colors – The Sea
ここに行って
colors magazine 77 AR experiment
WebCamに紙面をかざすと
colors magazine 77 AR experiment
その人の生き様ドキュメンタリが再生される。
よーくみると、ビデオが透過して紙面が見えてる。
芸が細かい。
(アップルマークは気にされませんよう)
colors magazine 77 AR experiment
Flash共通で、紙面に系差された全ての人の目を認識してその人のドキュメンタリを流す。
さて、何を認識しているのか気になってくる。
最初、下の部分の黒いアイコンを認識しているのかと思ったが、そこを隠しても認識するのでちゃんと写真を認識している様子。
いろいろやってみて、人によって認識している部分は異なるが、それぞれ写真のごく一部(だいたい片目とその周辺)を認識していることが分かった。
colors magazine 77 AR experiment
ここまで隠しても認識。
これくらい隠すと、時々他の人と間違ってしまうこともあるけれど。
白黒にするとNG。
動作も軽快でもたつきがない。(ただ、ビデオのロードは多少時間かかる)
Flash上でNFT(Natural Feature Tracking) がこんなにスムーズに、かつ雑誌に出来るくらい安定して出来ると、目から鱗。
swfを解析してみると、いくらかの部分はAlchemyで書かれているよう。
だからこれだけのレスポンスがかせげるのだろう。
また新しい言語を覚えるときが来たか。
あとは数学・・・。
COLORS、洋書でamazon扱いなしなので入手がちょっとメンドイ。
遊びたい方でbmまで1hopな方はお声がけ下さい。
かっこいい人の写真を縮小コピーしてお面つくってかぶって遊んでる、なんて恥ずかしいことはここでは内緒。
ちなみに使っているWebCamはこれ

B001ISRSW6 Microsoft LifeCam Show RLA-00007
マイクロソフト 2008-11-07

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小さい割に画質がいいのでUstreamのバックアップ機材としても重宝。
勉強会のような小さな集まりのustではカメラのコンパクトさんも重要。
放送を前の機材に陣取る場合、大きいと発表者に威圧感を与えてしまう。

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ARネタいつくつか

昨日今日でARネタがいくつか。
まずはWeb designing。
Web Designing

B003K18PC6 Web Designing (ウェブデザイニング) 2010年 06月号 [雑誌]
毎日コミュニケーションズ 2010-05-18

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特集は「1px」で変わるあなたのサイトというストイックな内容だけれどそれはスルーして表紙にARマーカ。
AR3兄弟のシワザ。
guitAR webDesigning Jun 2010
サイトに行ってWebCamにマーカをかざすとギターが弾ける。
まずは中のページにある別マーカをかざしてデモ演奏を聞き、曲を覚える。
guitAR webDesigning Jun 2010
これで、このARはマーカの表示非表示のタイミングで音が鳴るものであることがわかって、表紙を使って演奏できる。
音が出るだけでFlash上に何か出てくるわけではないのでスクリーンキャプチャは上の物と一緒。
2つのコンテンツを2つのFlashで2つのマーカを使って実現している
なぜ同じFlashで複数マーカ対応にしなかったのだろう。
パフォーマンスの問題かな。複数マーカを認識させるとレイテンシが大きすぎる、とかか?
ちなみにちょっと手抜きで、中のページ用のFlashに表紙をかざすとデモ演奏が始まる。
逆もまた然り。つまり、Flashはマーカを区別してないようだ。
guitAR webDesigning Jun 2010
雑誌の表紙にARマーカは海外でも。
AR(拡張現実)を全面的に取り入れた雑誌「Esquire」の特集号 | デザインの扉 – シブヤの片隅でつづる、デザインメモ
ARマーカは目を引くから、表紙につけておくと「なんじゃこれ?」と注目を集めそう。
QRコードと勘違ってそのままケータイかざす人も多そうだけれど。
これはまだ入手してないので後で買いに行く。
買ってからエントリしろよ、と言う。
雑誌に引き続いて音楽も。
amazarashi

B003DRVGEG 爆弾の作り方
amazarashi
SMAR 2010-06-09

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青森県出身・活動中の秋田さんというややこしいかんじのamazarashiのメジャーデビューCD。
このCD、初回生産版はブックレットにARマーカが含まれる。日本初。
ARで爆弾が作れる・・・?
amazarashi – MySpace : 音楽の無料試聴、動画、写真、ブログなど
ここでシンプル(かつ説明的)なプレビューが見られる。
一昨日、つじつま合わせに生まれた僕等 のYoutubeがはてブのほっとエントリに入っていたのはなぜだったんだろう。

最後のはグロテスクが苦手な人は見ない方がいいけれど。
POLAR BEAR BLOG: 恐怖症克服にARを活用する、というアイデア
それこそ「疑似体験」してる。
AR自体にアレルギーを持たれないといいけれど。
ヤク中の人の幻覚症状克服リハビリにも使えたりするかな。
かえって助長するかな。
WebDesigninの表示を移すと紫色の煙が出てくるとか。BGMは勿論あの曲。
曲が終わる頃には雑誌が床で燃えているかもしれない。(もちろんARで!)
一時のブームかもしれないけれど、技術が普及フェーズに入っていろいろ勃興してくるこの時期はとても楽しい

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WEB+DB PRESS Vol.55

4774141593 WEB+DB PRESS Vol.55
WEB+DB PRESS編集部
技術評論社 2010-02-24

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いつの間にか55号。
今日は22日。
あんまり関係ないけれど。
特集2のHTML5の紹介記事がナイス。
HTML5の主要な機能がまとめて紹介されている。
あっちこっちのデータシートやblogを渡り歩いて調べていたのが1つにまとまっているので知識整理しやすい。
実際にコーディングするにはそれぞれをちゃんと調べないといけないけれど。
ただし、読むと例によってよりIEが嫌いになるので注意。
今号からのPSGI/Plackの連載は期待大。
フレームワークのフレームワークなんてあんまり自分には関係ないかと思っていたけれど、記事を読んでソースをざっと眺めてみるといろいろ気を遣って作られているのがわかっておもしろい。
自分で実用的にPSGIを使うことは当面なさそうだけれど。

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COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2009年 10月号

B002M3JVAS COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2009年 10月号 [雑誌]
講談社 2009-09-10

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Review+のレビュー第2弾。
前回のNewsWeekは電子書籍だったが、今回は紙の本がとどいた。
こちらの方が断然読みやすいしエントリモチベーション高くなる。
来年のワールドカップを控えてか、アフリカ特集。
特集全体的な感想としては、「援助」という名前(または手法)の元に西洋的文化と価値観 “de-fact standard” をがっしりと押しつけていくのはもうどうしようもないのだろう。(本書はそれに賛成の立場)
魔女狩りなんかの極端な例は別としても、西洋洗脳されてしまっている私たちからみると奇異な考えやしきたりも、本人たちにとっては本人たちの見方と考えがあるわけでそれぶっつぶして輸出先作ってもねぇ、、という。
教育ってそういうためのものだっけ。
結局のところ、戦後の日本の悲劇が繰り返される、と。

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WEB+DB PRESS Vol.52

4774139300 WEB+DB PRESS Vol.52
WEB+DB PRESS編集部
技術評論社 2009-08-22

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頂いたままエントリせずにボケボケしてたら明日が発売日になってしまった。
今号は表紙の絵が美しくかつバイオレンス。
webdb52.jpg
この後、茶色い子は締め付けられ食べられてしまうのだろうか。
「新人さんに贈る」号。
何故この時期に?とちょっと思いつつ。
全体的には、今回はやや地味な印象かな
 メイン特集はJavaプログラミングとVim。
Javaプログラミングの習慣特集はほぼオブジェクト指向の基礎。
こういう広い内容をうまくコンパクトにまとめてあるな、と。
個人的におもしろかったのはストレージがSSDになるとDB設計がどう変わるか、という特集。
SLCとMLCでDBMS自体の考え方が変わるのか。
MLCは特化したDBMSが必要、SLCは既存のものをそのまま使って問題ない、という結論。
なるほど。
MLCはSLCが安く大きくなれば早晩廃れそうな気もするしMLCは見送りかな。
SQLアカデミーとそこから派生したgooglingでで何故世のDBMSがこんなに真偽値の扱いがヘタなのかを知る。
そういえば最近姉妹紙のSD誌がイマイチ面白くない。
どうしたことだろう。

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Review+ を使ってみた

Review+のサービスをreviewerとして使ってみた。
レビュープラス レビュー専門ブログネットワーク
出版社とレビューアーの橋渡し、という素直なビジネスモデルのサービス。
最初のプロダクトは
ニューズウィーク日本版 2009/07/15発売号
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始まったばかりのサービス、かつ材料が雑誌、と言うこともあっまずはてモノ自体よりもサービスの使い勝手に目がいってしまう。
レビューにエントリーして承認が降りるとFujisanのクーポンコードが提示される。
その後はFujisanで雑誌を購入し、購入時にクーポンコードを入れると無料オンラインで読めるようになる。
これがFujisanユーザ以外にはけっこわかりづらい。
主にFujisanの問題だが。
FujisanはRSSで雑誌の発売をチェックするために使っているだけなので今回はちょっと戸惑った。
メールアドレスでひもづけることが出来るんだから、Fujisanサイト上でReview+ユーザへの配慮が必要。

オンラインのリーダーは、まぁこんなもんか、という感じ。(これもFujisanのシステムの一部)。
目次から各ページにちゃんとリンクが張ってあったりサポートもされているが、やはりやや使いづらい。
ある程度解像度のあるディスプレイであれば読みづらくはない。15インチXGAのノートではつらい。
こういう雑誌は鈍角メディアだとおもうので、ディスプレイにかじりついて見るものじゃないな。
隙間時間で読みたい。
コストがかかってもやはり紙で、最低でも印刷可能なPDFで配って欲しい。
そのあたりはサービスがこなれてサービスとしての価値、レビューの価値が上がってくれば改善されてくるかな。
レビューの書き方もヤヤコシイ。
トップページにJavascriptをはったりエントリーページに画像ファイルを貼ったりと面倒。
このあたりもう少し整理されてくることを望む。
肝心の雑誌はMJ特集。
私の世代にとっては既に「奇行オジサン」(本文中の言葉で言うならば「不思議ちゃん」)のイメージが強い。
とはいえちょっと上の世代にとってはやはり未だにアイドル。
一昨日VJしたセッションイベントでも自然とMJ追悼コーナーができてくる。
私たちにとっても、彼がカッコイイことは明らかだ。
CDを買っても(普通に売ってるんは全部持っていると思う)、PVをみても素晴らしいと思う。
ただ、「MJの本」を特に買って読もうとは思わないし、神格化された彼のファン向けの本を読んでもおそらくついてはいけないだろう。
NewsWeekのような雑誌でジャーナリズムとしてこういう特集をしてくれるくらいがなんだかんだ漏れ聞こえてきていたウワサを「おさらい」するには良い。(それでもそうとうバイアスはかかっているのだろうけれど。)
強い存在として書かれる部分と弱い存在として書かれる部分とで続けて読んでも違和感なく、世界中の人の心を1つにしていくのとそれに反して自己が崩壊していく様がとても良くわかる。
Youtube片手に特集を通して読んでみると彼が作ってきた「フォーマット」が以下に強いかを再認識する。本文中には言及されていないモノの、これがモトネタだったのか、という作品が頭の中にどんどん浮かぶ。
あいかわらずこの雑誌は広告記事の作り方がうまい。
ニューヨークの記事から国内ニュースへ、そして国内プロダクト(赤ん坊向けのポカリスエット)の広告へと繋がって英語教材の広告へ、と自然に読める。

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