デザインイノベーション デザイン戦略の次の一手

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4798121169 デザインイノベーション デザイン戦略の次の一手
ハルトムット・エスリンガー 黒輪 篤嗣
翔泳社 2010-05-11

by G-Tools

「デザインコンサル」といえばいまやIDEOのトレードマークのように言われているけれど、frog designを忘れてはいけない。
Apple IIc・SEからしばらくのAppleプロダクト、Wegaを発端とするsony トリニトロン製品・ルイヴィトンのモノグラムがコンスーマプロダクトの有名なところか。
著者のハルトムット・エスリンガーはfrog designの創業者。
ディスコンしたVariable Mouseを秋葉原中探し回って、結局地方の電気屋でホコリかぶってるのを見つけてまとめ買いした思い出が。
luna01.jpg
このマウス、底面で丸く出っ張っている部分が円盤になっていて、回転させることで手元で解像度を変えることが出来る。グラフィックの作業するときと事務的な作業するときとですぐに解像度を変えられるので便利だった。
ボール式だったのでさすがに光学マウスが出てきてからは出番が無くなったが、今でも機材箱に。
・・・というふうにフロッグのデザインについてしゃべり出すと止まらないファンにはきっと面白い。
内容は、正直いかにもビジネス書っぽい感じでお客とのコミュニケーションの方法・説得の仕方うんぬんが書かれていて他のイノベーション本とかわるところはあまりない。
しかし、扱われている例がKaVoの例をはじめとするfrog プロダクトでファンの心をくすぐられる。
2000年超えて一部で話題になってきた”デザイン言語”の基礎を80年代頭にガッチリ研究し、Appleのハードウエアのデザイン体系を作り出した彼らの先見性はすばらしいなと今更ながら。
それから見ると「デザイン言語」と言う言葉は好き勝手に解釈され、すっかり意味を湾曲させられ、結局のところバズワードになってしまった。
言語じゃないじゃん、パターン集じゃん、と言いたいことも多々。

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