CCA Player

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CCA Playerは、画像やビデオを使って魅力的な展示をするためのiOSアプリです。
iOS5以降がインストールされた iPhone / iPad / iPod touch で動作します。
ビデオや画像を多用した作品の展示やイベントのバックグラウンド映像の再生、サイネージ(電子看板)などにご利用頂けます。
1台でのビデオや画像の再生(スライドショー)の他に、複数台のiOSデバイスを無線LANで接続して連携して再生する事ができます。
マルチスクリーンサイネージなどを簡単に構築することができます

CCA Player App
カテゴリ: 写真/ビデオ
価格: ¥850

CCA Player

CCA Playerとは

CCA Playerは、画像やビデオを使って魅力的な展示をするためのiOSアプリケーションです。

CCA Playerはプレイリストに書かれた通りに、iOSデバイスのスクリーンやテレビ・プロジェクタなどで画像やビデオを再生します。
このプレイリストの最大の特徴は、他のiOSデバイスへの指示も可能だということです。
これにより、特別な機器の準備や複雑な配線をすることなく、幾つものiOSデバイスを連動させて画像やビデオを再生することができます。

一斉に画像を切替えたり、タイミング良くビデオを流したりといった演出をするために必要なのは、CCA PlayerがインストールされたiOSデバイス、表示する画像やビデオのファイル、それにプレイリストの準備だけです。プレイリストはメモ帳や秀丸エディタ(windows)、テキストエディット(Mac)など一般的なテキストエディタで作成する事ができ、特別なソフトウエアは不要です。

あとはCCA Playerを起動するだけで思い描いたままの空間が立ち現れることでしょう。

機器の準備

CCA PlayerはiOS 5.0以降がインストールされたiOSデバイス(iPhone / iPad / iPod touch)上で動作します。

CCA Playerを使うためにはまず再生に用いるすべてのiOSデバイスにCCA Playerをインストールする必要があります。下のリンクよりダウンロードが可能です。

appstore_link

1台で使用する場合はこれで準備は完了です。

外部モニターを使う

iOSデバイスに外部モニターやプロジェクターを接続することで、より大きな画面上で画像・ビデオの再生ができます。

output-to-display外部モニターやプロジェクターへの接続イメージ

次のようなケーブルを使うことで、iOSデバイスと外部機器を接続することができます。

AppleコンポジットAVケーブル

MC748 アナログのRCA端子(赤、白、黄色の端子)に接続するためのケーブルです。
AppleStore Japan
Amazon

Apple 30ピン – VGAアダプタ

MC552 Dockコネクタ搭載のiOSデバイスをVGA端子(RGB端子とも言います)を持ったディスプレイやプロジェクタに接続するアダプタです。(接続には別途VGAケーブルが必要です)
AppleStore Japan
Amazon

Apple 30ピンDigital AVアダプタ

MD098 Dockコネクタ搭載のiOSデバイスをHDMI端子を持ったディスプレイやプロジェクタに接続するアダプタです。(接続には別途HDMIケーブルが必要です)
AppleStore Japan
Amazon

Lightning – VGAアダプタ

MD825 Lightning コネクタ搭載のiOSデバイスをVGA端子(RGB端子とも言います)を持ったディスプレイやプロジェクタに接続するアダプタです。(接続には別途VGAケーブルが必要です)
AppleStore Japan
Amazon

Lightning – Digital AVアダプタ

MD826 Lightningコネクタ搭載のiOSデバイスをHDMI端子を持ったディスプレイやプロジェクタに接続するアダプタです。(接続には別途HDMIケーブルが必要です)
AppleStore Japan
Amazon

純正コネクタ以外でも動作する可能性はありますが、動作未検証です。

複数台を連携させて使う

CCA PlayerはiOSデバイス1台だけでも使用できますが、複数台のiOSデバイスを連動させることで多彩な表現を可能にします。

複数台で使う場合、その中の1台が全体に指示を与える親機(以下、マスター)、その他のすべてがマスターの指示に従う子機(以下、スレーブ)となります。
マスターはプレイリストを通じてすべてのスレーブに再生指示を与え、スレーブはその指示通りに再生を行います。マスターのiOSデバイス自身も再生を行うことができます。

複数台を連携させて使う場合は、全てのデバイスをWifiで同じアクセスポイントに接続する必要があります。

master-and-slave
複数台使用の例・マスターとスレーブ1台

master-and-slaves複数台使用の例・マスターとスレーブ多数

マスターがそれぞれのスレーブに指示を与えるために、各iOSデバイスには名前を付ける必要があります。
iOSの [設定] から [CCA Player] を選び、 “Device name”の欄に名前を入力します。この時、それぞれのデバイスには固有の(他のデバイスと重複しない)名前をつけてください。

settings device-name

マスターとなるデバイスはAuto playの項目をオンに、スレーブとなるiOSデバイスは(マスターからの指示を待って再生をするので)Auto playの項目はオフにしておきます。

次に、素材を再生する順番や時間を設定するためのプレイリストを作成します。

プレイリストの準備

CCA Playerはプレイリストに書かれた再生指示を上から順番に実行していきます。
プレイリストは playlist.txtという名前のテキストファイルとして保存します。できあがったプレイリストは、画像やビデオファイルと同様にiTunesを使ってCCA Playerにアップロードします。

プレイリストには1行につき、1つ素材(ビデオ/画像)の再生指示を書くことができます。例えば、次のようなものです。

  IMAGE,10,0001.jpg

この行は、次のような記法に従って書かれています。

  [ファイルの種類],[表示時間(秒)],[ファイル名]

コンマ(,)区切りで、ファイルの種類、表示時間、ファイル名の3つを指定しています。

ファイルの種類の指定では、

  • IMAGE(画像ファイル)
  • VIDEO(ビデオファイル)

のどちらかを指定します。最初の例では、画像ファイルの表示を指示しています。
次の表示時間の指定は、表示を何秒間行うかを表します。最初の例では、10秒間です。
最後にファイル名の指定です。最初の例では 0001.jpg という名前の画像を表示します。拡張子まで書く必要がありますので、あらかじめコンピュータの設定でファイルの拡張子を表示しておくとプレイリストの作成が楽になります。
まとめると、最初の例は『0001.jpgという画像ファイルを10秒間表示する』という意味になります。

ビデオを再生する場合は、次のように書きます。

  VIDEO,10,01.m4v

これは『01.m4vというビデオファイルを10秒間再生する』という意味になります。

プレイリストの一番下の行まで再生を終えると、プレイリストの一番上の行に戻って自動でループ再生を行います。

例えば、次のようなプレイリストを書いて再生を行うと、A.jpgとB.jpgという2つの画像を1秒ごとに交互に表示し続けます。

  IMAGE,1,A.jpg
IMAGE,1,B.jpg

ab-ba
プレイリストの長さに制限はありません。多くの画像やビデオを自由に組み合わせていくことができます。

スレーブへの指示

ここまでのプレイリストは、すべて1台で使用する場合のものでした。
CCA Playerを複数台で使う場合、プレイリストにはスレーブへの指示も書かなければなりません。スレーブへの指示は次のように書きます。

  IMAGE,10,0001.jpg,REMOTE,3,v1

この行は、次のような記法に従って書かれています。

[ファイルの種類],[表示時間(秒)],[ファイル名],[スレーブへの指示の印],[マスターの待機時間(秒)],[指示を受けるスレーブの名前]

コンマ区切りで、ファイルの種類、表示時間、ファイル名を指定している点は、これまでの例と同じです。
ここに続けて、 REMOTE と書くことで、スレーブへの指示であることを宣言できます。スレーブへ指示を送るときの印のようなものですから、他の書き方はありません。
その後に続く マスターの待機時間 は、スレーブへの指示の後にマスターが何秒間待機するかを表します。先ほどの例では3秒になっていますので、マスターは3秒間待ってからプレイリストの次の行の再生を始めます。
最後に 指示を受けるスレーブの名前 を指定しています。先ほどの例では、Device nameが v1 になっているスレーブを表しています。
まとめると、先ほどの例は『v1という名前のスレーブ上で0001.jpgという画像を10秒間表示させ、マスターは3秒待ってからプレイリストの次の行の再生へ移る』となります。

例えば、マスターとスレーブ1台ずつ、2台のiOSデバイスで同じ画像を同じタイミングで表示していくプレイリストは次のようになります。

  IMAGE,5,A.jpg,REMOTE,0,v1
IMAGE,5,A.jpg
IMAGE,5,B.jpg,REMOTE,0,v1
IMAGE,5,B.jpg
IMAGE,5,C.jpg,REMOTE,0,v1
IMAGE,5,C.jpg
IMAGE,5,D.jpg,REMOTE,0,v1
IMAGE,5,D.jpg

このプレイリストでは、A.jpgからD.jpgまでの4つの画像を、2台のiOSデバイス上で5秒ずつ表示していきます。

上記プレイリストでの再生イメージ
sync

もし、このように書いてしまうと、どうなるでしょうか。

  IMAGE,5,A.jpg
IMAGE,5,A.jpg,REMOTE,0,v1
IMAGE,5,B.jpg
IMAGE,5,B.jpg,REMOTE,0,v1
IMAGE,5,C.jpg
IMAGE,5,C.jpg,REMOTE,0,v1
IMAGE,5,D.jpg
IMAGE,5,D.jpg,REMOTE,0,v1

最初の5秒間、マスターのiOSデバイス上で5秒間A.jpgという画像が表示されます。この間、v1というスレーブには何も表示されていません。
5秒経過したところで、スレーブにA.jpgを5秒間表示する指示が伝わり、スレーブは画像の表示を始めます。この行の待機時間は0秒になっていますので、マスターはすぐに次の行に移り、B.jpgを5秒間表示し始めます。

上記プレイリストでの再生イメージ
gap

少し複雑なプレイリストの例

これまでに説明したプレイリストの書き方を使ってどのようなことができるのか、ここでは2つの例を示します。

まずはマスターと、v1、v2という名前の2台のスレーブを使ったプレイリストです。

  IMAGE,2,A.jpg,REMOTE,0,v1
IMAGE,2,B.jpg,REMOTE,1,v2
IMAGE,2,B.jpg,REMOTE,0,v1
IMAGE,2,A.jpg,REMOTE,1,v2

この例ではスレーブへの指示しか書かれていませんから、マスターのiOSデバイスには何も表示されません。
1行目は待機時間が0秒ですから、再生を開始すると1行目と2行目がすぐに実行されます。
v1というスレーブにはA.jpgが、v2というスレーブにはB.jpgがそれぞれ同時に表示されます。
2行目は待機時間が1秒なので、1秒後に3行目が開始されます。
3行目の待機時間は0秒なので、3行目と4行目の指示はほぼ同時に行われます。
今度はv1にはB.jpgが、v2にはA.jpgが表示されます。

このプレイリストでは、マスターは1秒ごとに2つのスレーブが表示する画像を交互に切り替えることになります。
ab-ba

次はさらに複雑な例を示します。マスターとスレーブ合わせて10台を使ったものです。

  VIDEO,0.1,01.m4v
VIDEO,9.9,01.m4v,REMOTE,0.1,v1
VIDEO,9.8,01.m4v,REMOTE,0.1,v2
VIDEO,9.7,01.m4v,REMOTE,0.1,v3
VIDEO,9.6,01.m4v,REMOTE,0.1,v4
VIDEO,9.5,01.m4v,REMOTE,0.1,v5
VIDEO,9.4,01.m4v,REMOTE,0.1,v6
VIDEO,9.3,01.m4v,REMOTE,0.1,v7
VIDEO,9.2,01.m4v,REMOTE,0.1,v8
VIDEO,9.1,01.m4v,REMOTE,9.1,v9

かなり複雑なプレイリストになってきました。しかし、1行につき1つの指示という書き方は変わっていません。
まず1行目では、マスターのiOSデバイス上でビデオファイルを0.1秒だけ再生します。
その後、0.1秒ずつ待ちながら次々とスレーブへビデオの再生指示が伝わります。最後のスレーブへの指示と同時に、マスターは約9秒間待機を始めます。
マスターは待機中、それまでに再生していたファイルの再生を続けます。つまりスレーブへの指示の間もビデオファイルの再生は続いていますから、マスターは合計で10秒間ビデオの再生を行うことになります。
10台の画面で、少しずつタイミングのずれたビデオが再生されるので、画面を並べるとまるで波打つようにビデオが表示されていきます。

再生時間には小数を使うこともできます。あまり短い時間にするとiOSデバイスの性能によっては遅延が生じることがありますので、実際に再生をして確かめながらプレイリストの調整を行う必要があります。

サンプルファイル

CCA Playerで用いるためのサンプルファイルを用意致しました。
以下からダウンロードしてZipを展開して出来たファイルをiTunes経由でアプリに同期して利用してみて下さい。

スタンドアロン用サンプルファイル
・ネットワークサンプル(近日公開予定)

iOSデバイスへのファイルの保存

再生に使う画像やビデオをCCA Playerに保存する手順は、次のようになっています。

iTunesがインストールされているコンピュータに再生に使うiOSデバイスを接続し、設定画面を開きます。
upload-1

アプリの設定を開きます。
upload-2

画面を下へスクロールするとファイルを保存できるアプリの一覧がありますので、CCA Playerを選択します。
upload-3

インストール直後は右のファイル一覧は空欄になっているはずです。ここにプレイリストファイルと、再生に使う画像やビデオのファイルをドラッグ&ドロップします。ファイル一覧の右下にある [Add …]ボタンからひとつひとつファイルを追加することもできます。
upload-4

upload-5

複数台で使う場合は、それぞれのデバイスで再生する素材ファイルはそれぞれのデバイスに保存する必要があります。プレイリストはマスターとなるデバイスのみに保存すればOKです。

これで再生の準備が整いました。

アプリ起動・終了

アプリの起動

できあがったプレイリストをiTunesを使ってCCA Playerに保存したら、あとはCCA Playerを起動するだけです。

1台で使う場合は起動後すぐにプレイリストの再生が始まります。

複数台で使う場合は、連動させるすべてのスレーブでCCA Playerを起動してから、最後にマスターでCCA Playerを起動します。スレーブはどのような順序で起動しても構いませんが、マスターを起動するのは必ず最後となります。

アプリの終了

CCA Playerでの再生を停止するときは、アプリを終了するだけで構いません。
終了をする順序は問いませんが、スレーブよりも先にマスターを終了した場合、スレーブは現在再生中の画像やビデオを指示した秒数表示して止まります。

利用例

CCA Playerが利用できる場面はさまざまです。ここでは代表的なものをいくつか紹介します。

サイネージ・展示会などを想定した、多数のディスプレイを連動させた構成の例。
signage

過去には映像作品展示に使われた例もあります。
2013年1月19日から2月17日まで、北九州市立現代美術館で開催された「in situ ?現代美術センターCCA北九州 ギャラリープロジェクトからのセレクション」にて、CCA Playerをインストールした2台のiPadと2機のプロジェクターを使った映像作品展示が行われました。

in Situ Don't look back奥に投影されている映像と手前投影されているプロジェクタが連携しています。 in Situ Don't look back

上記展示の機器構成
instalation
iOSデバイスさえあればこのような展示を手軽に実現できます。ご自身の展示のイメージは浮かんできたでしょうか?

FAQ

Q. CCA Playerで使える画像・ビデオのファイルフォーマットは?
A. 以下のリストに書かれているものを使うことができます。

画像

  • JPEG
  • GIF (アニメーションGIFを除く)
  • PNG (アニメーションPNGを除く)

ビデオ

  • H.264ビデオ:最大1080p、毎秒30フレーム、ハイプロファイルレベル4.1(最大160KbpsのAAC-LCオーディオ)、48kHz、.m4v、.mp4、.movファイルフォーマットのステレオオーディオ
  • MPEG-4ビデオ:最大2.5 Mbps、640 x 480ピクセル、毎秒30フレーム、シンプルプロファイル(1チャネルあたり最大160KbpsのAAC-LCオーディオ)、48kHz、.m4v、.mp4、.movファイルフォーマットのステレオオーディオ
  • Motion JPEG(M-JPEG):最大35 Mbps、1,280 x 720ピクセル、毎秒30フレーム、ulawオーディオ、.aviファイルフォーマットのPCMステレオオーディオ

Q. 使いたい画像がすごく小さいのですが
A. iOSデバイスの画面サイズよりも小さな画像やビデオは、縦横比を維持したまま拡大され、全画面表示されます。

Q. 使いたい画像がすごく大きいのですが。
A. 使用する画像の大きさは、使用できるファイルフォーマットであれば問われません。縦横比を維持したままiOSデバイスの画面サイズに合わせて縮小され、全画面表示されます。あまりに画像ファイルの容量が大きい場合は再生が不安定になるので、画像ファイルは1ファイルあたり1MB以下にすることをおすすめします。

Q. 使いたい画像が画面の形(縦横比)と合わない場合はどのように表示されますか?
A. 画像やビデオの縦横比がiOSデバイスの画面と一致しない場合は、余ったスペースは黒で塗りつぶされ(レターボックス)ます。

Q. プレイリストの再生指示で指定した秒数よりも動画が短いとどうなりますか?
A. 動画を最後まで再生し、指定秒数が経過するまで最後のフレームの画像を静止画として表示します。

Q. プレイリストの文字エンコーディングは?
A. プレイリストの文字エンコーディングはUTF-8を利用下さい。ファイル名は日本語などは含めず、英数字でつけてください。また、改行コードはLFを推奨しています。

Q. ここに書かれていないことを質問したい。
A. hsiamatsu_gmailよりお問い合わせください。

CCA Player App
カテゴリ: 写真/ビデオ
価格: ¥450

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