シェアオフィスの同じフロアの人にビールをもらった。
海外の瓶ビール。
もらったはいいけれど栓抜きがない。
作ろう。
と言うことで3Dプリンタをやや強引に動員。
心配なのは強度。
敵はスチール。こちらはプラスチック。
圧倒的に不利。
とはいえ馬鹿みたいに大きくしたくない。
等と不安を抱えつつFusion360を起動。
Cloud Powered 3D CAD/CAM Software for Product Design | Fusion 360
AutoDeskの超初心者向けモデリングソフト。
「実質フリーソフト」と言われており個人と教育関係と小規模企業にはフリー。
栓の縁に引っかける部分はどう考えてもプラスチックでは負けてしまうので金属を使いたい。
そういえば硬貨で栓を開けるのを見たことがあるような。
アルミの1円玉では心許ないので10円玉を使おう。
500円玉は持っていないことも多いけれど、10円玉ならいつでも持ってるし。
10円玉をノギスで計測
直径 23.5mm
厚さ 1.5mm
瓶の栓(王冠)を計測
直径 約32mm
なにげに3Dモデリング初挑戦。
モデリングというほどではないけれど。
10円玉を後から埋め込める形を想像しつつ5分でモデリング・・・といきたかったが3Dリテラシ0で苦戦。
超初心者向けソフトなのに。
下準備
こんな感じで引っかける。
ということはこんな感じの穴が必要。
設計も何もなく線を引いたらこうなった。
厚さは5mm(根拠なし)。
縁から見える穴に10円玉を挟むつもり。
プリントアウト。
10円玉挟む
あ、ビール冷えてない。
あ、バイク通勤だった。
これから冷やしてビール飲んだら酔いが覚めるまで帰れない。
なので帰りに冷えたビールを買って帰る(この時点で瓶を開けることが目的になってきて本末転倒)。
強度に不安を抱えつつ少し緊張しながら抜栓。
可も無く不可も無く抜栓完了。
その後何本か抜栓するが壊れず。
3Dプリンタ便利、ってこういうことか。
uglyだし使い勝手的にも縁の面取りするとかすべきことはたくさんあるがとりあえず最低限動くものはできた。
モデリングに30分弱。
プリンティング1時間強。
栓抜きを用意するのに所要時間 合計1時間半。
慣れればモデリングは5分で出来そうだがプリンティングの1時間強は慣れても変わらなそうだ。
精度を下げれば短く出来るが強度も落ちそう。
急いで飲みたい場合は3Dプリンタを待っているよりこのGIZMODOを。
栓抜きなんて必要ないよ! 瓶ビールの栓を抜く6つの方法|ギズモード・ジャパン