キラキラ星を聴いて帰ろう

キラキラ星が左から、ピアノソナタ(トルコ行進曲)の第1楽章が右から
聞こえてくる編集室で、ポチポチ作業をしていると、落ち着く。
ここは、私が居ても良いところなんだ・・・って感じた。

やっと、お家に帰れる。
イイ子ちゃんをいたるところでしてきた私。
結局NOと言えないで、笑顔を作りあげてしまった私。
気が付けば、イイ子ちゃんは帰るお家がなくなっていて、
毎日、毎日いろんな所を点々としていた。
"自分の生活"でない生活。
でもやっと、おしまい。

まるで変奏曲みたい。
朝、一人、慣れない部屋で目を覚まして不安に駆られたり。
申し訳なくなって、自分を消したくなったり。
滅多に乗らない電車で会社へ行く道を楽しんだかと思うと
バスに乗りながら、涙がこみ上げてきたり。
「君は感がいい」と尊敬している人に言われて、嬉しくなったり。
曲を聴きながら、舞台の台本を考えて興奮したり。
方向を見失って、迷って、夜中に道路を渡りながらで泣いたり。

短調になったり、転調して長調になったりした。
長調で始まった変奏曲は、短調では終わらない。

もう、おしまい。
空間を作るんだ。
何にも邪魔されない空間を作って、
その中で、ゆっくり眠るんだ。
ちゃんと座って、書きたいものを書くんだ。
カメラを一つずつ磨いてあげるんだ。
爪はきれいにネイルするんだ。
髪を切って、良い香りのシャンプーで洗うんだ。
レオタードとトーシューズを出して、踊りへ行くんだ。
それをちゃんとしたら、
鎌倉へ帰ろう。

この数日、いろんな人の生活を見てきた。
みんな、自分だけの空間を持っていて、
羨ましくなったり、悲しくなったりした。
そして、自分には今、それがないことを改めて感じた。
だから、そこから創るんだ。
あぁ、誰かに手紙を書きたいな。

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