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miffy

今日はイーグルスのコンサートへ行ってきて、気分は最高。
なぜか偉そうな犬の写真なんだけどね。
ミッフィー、今年で10歳のゴールデンレトリーバー。相棒なので撮ってみました。

miffy01.jpg
camera:rolleflex

朝の庭

朝起きて雨戸を開けたらこんな景色になっていた。
...となると結構怖いかもしれない。

parkside01.jpg
film:kodak infraredfilm camera:minolta α7

雲がものすごい早さで走り去り、髪が巻かれて目がひらけない。
折れた木は窓ガラスにバリバリとあたりながら、
風の思うがままに雨が叩きつけられる。
庭のヤシの木はしなり、ブーゲンビリアの花が散る。
真夜中、雲の動きはよく見える。

さんさんと降り注ぐ日差しに、よみがえる木々。
ありえないほどの青い空が庭の池の水面に映る。
植物以外の生き物はいなくなってしまったような朝。
窓をひらいて、雨戸をあける。
目に突き刺さる太陽の光。
そしてそこには音のない世界が広がっていた。

若さ

またまた愛犬のmiffyが登場!
今回はハットをかぶせてみたのだけど、結構似合う。
さすが金髪!なかなか素敵なオバちゃんに写っていますよね。
人間の年齢にすると、丁度60歳くらいかしら....

miffyhat01.jpg
camera:minoltaα7

おいてきぼり

今日はよく晴れて、適温で過ごしやすい日だったなー。
勉強をして一日過ごそうと図書館へ行ったけど、なんだかあっかかいし、
ブラインドから入る陽も気持ちよくて、ぼんやりしてしまった。
結局本まで読み始めちゃって、何してんだ〜私。

maigonoko01.jpg
camera:rolleiflex

うさぎの目

夏場に機織りをするためのお家。
中には機織り機が一台と、仏壇がある。
仏壇の持ち主は他の場所に住んでいるから、たまに勝手にお参りに来ていたりして。
外から帰ってきた時にばったり会ってしまったりすると、結構びっくりする。
ドアとかがないので、縁側から出入りする。
琉球藍で染めた蚊帳がカーテンがわりなのだけど、これがまた昼寝に最高!!

usaginome01.jpg
film:kodak infraredfilm camera:minoltaα7

琉球藍を庭の日陰で育てた。
雨で露の滴る日にとった濃い青をした藍の葉は、
時間をかけてひたすらかき混ぜられる。
むせかえるような生あたたかくて甘い独特の匂いを放つ。
発酵した藍は小さな泡を出して生きている。
藍染めをするちょうど良い頃あいは色だという。
濃い紺のような緑のような藍色のなかに一瞬だけ「赤」が見えるという。
真っ赤なうさぎの目。

やがてその中で染められた糸は一本ずつ針の穴に通され、
時間をかけて正確に機織り機へかけられる。
満天の星の夜、
ラジオの野球中継とガタンガタンと機織りをする大きな音が響く。
外のヤモリがキュッキュッと鳴く。

一本だった糸は華やかな藍色の反物へと姿を変える。

勝利

なんたってスポーツの秋なんだよね。
試合に勝った時って自分がちょっとかっこ良く見えたり、
特別な気持ちになったな。
最近食欲の秋に熱を入れ始めた自分に気づいて、
思わず体重計に足を....

shouri01.jpg
camera:minoltaα7

青空の下に広々とした薄い茶色のグラウンド。
クラブ活動で毎日しごかれて何度もやめてやろうと思った。
先生の言うことが納得できず、マンネリ化する練習が嫌になる。

試合に勝った日は特別だ。
夕焼けがすごく澄んで見えていたり、
グラウンドの上を泳ぐ赤トンボに気づいて少し感動したり、
どろどろに汚れた汗臭いユニフォームも、この日だけはかっこいい。
試合をした相手校から下校中の女子にばったりと会う。
少し恥ずかしながら格好つけて前を通り過ぎる。

チームの皆で騒ぎながら帰りの電車に乗りこむ。
あたりはもう真っ暗で虫の声がはっきりと聞こえてきた。
改めて今日の試合を思う。

だってお祭りなんだもん

天狗ってこわかったなぁ
お祭りになるとお家の前まで高下駄を履いてゆっくり近寄ってきて、
泣きそうな子供を見ては、抱っこしようなんて手を出すから、
せっかく涙を堪えていた子供も泣いちゃって...

でも実は、天狗も近所のオジサンが熱い着物を羽織り演じている訳で、
仲間うちで一杯飲んでから来ちゃったもんだから、
そりゃ面の下で笑みを浮かべてピースもしちゃうよね。
天狗のオジサンだって、お祭りとっても楽しみだったんだもん!!

tengu01.jpg camera:minoltaα7 film:kodak infraredfilm

カミカクシ

小学生のころ一度だけ近所に広場を見つけて、
次の日も行ったら、あるはずの場所にそれが無くなっていたことがあったな。
その場所は間違えようのない所だったのに。
どこへ行っちゃったのかな。神隠しかな。
....それとも、ちょっとボケてたかな。

不思議といえば、
フィリップ.ジャンティーカンパニー(compagnie PHILIPPE GENTY)の作品を久々に見にてきた。
今回はバニッシング.ポイント(Ligne de Fuite)という作品を見てきたのだけど、
不思議な瞬間に多々遭遇する、そして感覚が麻痺してくる。(他の作品もそうだったけど)
今回の作品は踊りあり、空も飛ぶ、人は小さくなったり大きくなったり、顔がなくなったり。
限られた舞台の上で、小さなものから、宇宙まで表現できてしまうのだから...
演出家のフィリップジャンティのお家はきっと不思議だらけなんだろうな。

ikeijima01.jpg camera:minoltaα7 film:kodak infraredfilm

子供の頃のある日
突如として広い敷地が近所にできていたことがある。
そこはとても明るい広い敷地で、黄色い蝶が2匹、シジミ蝶がたくさん舞っていた。
自転車から降りてその敷地に入ると、中には小さな井戸がポツンと佇み、
地面を薄い緑色をした草が敷きつめられていた。
ここが気に入った自分は次の日もここに来ることにした。

次の日
学校から帰り自転車をとばし、秘密の場所をめざす。
真っ直ぐな道をひたすら走り、その場所へ向かった。
しかし、それは見つからなかった。
ここに本当は広い空き地があるはずなのに。
周りの風景もよく覚えていたはずなのに。
何度もその場所を探したが、もう見つかることはなかった。
そしてこの横には真っ直ぐな道がひたすらつづいていた。
子供の頃だけ見ることができたその場所の音や匂いは今でもはっきりと思い出せる。
いったい、あの時見た広場はどこに行ってしまったのだろう。

日曜日は早く起きてすぐ側の海岸まで散歩をする。
昼間は本屋へ行ったり、魚市場へ金目鯛を買いに行ったり。
柿や銀杏が八百屋さんの店頭に並ぶと「秋だぁぁ」って実感。
最近、近所の海浜公園がようやく完成したので行ってみることにした。
ここから見る空は最高なんだっ!

aozora01.jpg camera:minoltaα7 film:fujichrome provia100

耳に届くLYNの歌声は、淡い黄緑色をしている。
軽くて白い雲が空を滑るように心地よく、体の隅々を行きわたる。
空は青く、キンと高くつめたい。

ここぞとばかりに穂を実らせふくらんだススキは何百本、何千本と立ち並び、
風に煽られて左から右へ一斉に波打つ。
銀の海にところどころ金の花が舞い、それらは海の中に列を並べて筋をつくる。
走る船のすぐ上を白い飛行機が追っている。
力強く透き通った日差しに、真っ白な飛行機は銀色に色を変える。
薄い色をした太陽を背に、大きく旋回する。
女性らしく優しい弧を描いたその飛行機を見て、
この広い空へ行きたい、船から飛び降りたいと強く思う。
十数羽もの鳥たちは、笑いながら地を見下ろしていく。

真っ青な空は実に美しく、失いそうなほどはかない。
なんて淋しい空だろう。
永遠ではない時間は止まらない。
今日もまた過ぎていく。

余命

大学の友人と、ミスの同期の子との3人で銀座を歩いていたら、
近くで人を探しているのか、2人の男性が目をキョロキョロ。

私達を見つけるとこちらに向かって歩いてきた。
「募集しています!どうです受けてみませんか?」
おっと、スカウトではありませんか!(例えウソでも、少し嬉しいものです)

しかし、話を聞くとワハハ本舗じゃぁないですか・・・
あらっ、お笑い?(まだちょっと嬉しい)
もらった用紙を見てさらにビックリ!
でかでかと用紙に書かれた「バカ募集!!」の明朝体太文字。

そういうことだったのか。

ちなみにミスの同期の子は話しかけられていなかった。
いいなぁ・・・・・

haibiskas1.jpg camera:minoltaα7 film:fujicolor iso200
枯れてもろくなったツタに朝日が差しこみ、その横には長い影ができている。 細いそれは、手で引っ張るとポキンッと音を立てて折れた。 白い息は絶えず眼鏡の淵にかかり、レンズの下がくもる。

昨日の夜、省吾の子供の夢を見た。
省吾似の目をした省吾の子供の鼻を必死でかませている夢だった。
そろそろと思いながらも、夢を見るまで命日を忘れていた。
忘れもしない日だったのに、その時の狂いそうな気持ちにはもうならない。
あれから1年。
私たちは、いつもと変わらない日々をおくっている。
何かが抜けてしまったように感じたが、家族もいつもと変わらない。
何かが抜けてしまったことに慣れてきて、それはすこしずつ当たり前となってきた。
ふとした瞬間だけ無性に心臓を掴まれたような苦しさに目眩を起こす。

晴れた日の夕方、ついに彼は疲れてしまってこの家にたどり着けなかった。
西日が落ちた後の森は暗くて寒くて、心細かったに違いない。
寒いと感じた時に、家のお風呂を思い出せば帰ろうと思ったかもしれない。

「余命3年」そう告げられたとき、悽然とした。
人間の平均寿命には短か過ぎるが、思い悩むには長過ぎる気がする。

この真っ赤なハイビスカスの花を見たとき、この花は後何日咲いていられるか考えるかもしれない。
この花の余命は後4日くらいだろうか、と私は思うかもしれない。
でも、枯れた後にこの花に出会っても、私はこの花の余命のことは考えないだろう。
もしかしたら、枯れた花は目にさえもとまらないかもしれない。
日に照らされ、華やかに咲いていたから、その花の命が消えることを考え、惜しむのだろう。
しかし日に照らされなくなった花のことは、少しずつ忘れていく。

肌寒い朝、駅のホームで電車を待ちながら、自分の吐く白い息を見続けた。
生きている。とまっていないと感じた。
残り、2年と364日。

海の恵み

自分の家から海までの距離は徒歩5分。
窓や花壇の土には海の砂がかかり、外に自転車を置けば、さびて1ヶ月もたない。
風が少し強い時には、自宅前の通りから服まで潮でしっとりと匂う。
昔好きだった人に、「yayaはワカメの香りがするね」と言われた。
...これは結構ショックだった。
「潮の薫り」とでも言えなかったのだろうか。

ishimochi.jpg camera:minoltaα7 film:fujichrome provia100

出発は夜21時30分。
到着して竿の準備としかけを取り付け22時スタートだからだ。
肌寒くなった夜を弟と2人早足で歩き、浜へ向かう。

砂浜は広く、波は穏やかに遠くなって空とつながっている。
今日の波は湖のようにおとなしく、海は眠っているかのように静かだ。
ひとけはなく、辺りには夏の花火の残りかすや海の家の木材が散らばっている。
白い蛍光灯の下で2人は黙々としかけをつくる。
袋に入ったゴカイは光を浴びて、生々しく透明の液体をだしながら砂利を這う。
完成した竿に、ちぎったゴカイと鈴を取り付けて力いっぱい黒い空へと放り投げる。
ヒュゥゥゥゥ....と音を立ててゴカイは勢いよく空を飛ぶ。
海の向こう側まで飛んでいきそうな糸がほどける音は快感である。
少しすると、重たい手応えを感じる。この瞬間は海底をなでている。

真っ暗な海を長く見ていると、耳鳴りがしてきて波の音が大きくきこえる。
チリンッと鈴が音を立てて、竿がグンと引っ張られる。
この瞬間がたまらなく好きだ。
竿を引き、糸を巻き。また竿を引いては糸を巻く。
砂浜には銀色の荒いコロモをつけたイシモチがうちあげられる。

0時。釣ったイシモチの首を折り血抜きをする。
そしてまた2人は早足で帰宅する。

雨

小学校4年の頃、うちには少し変わった傘があった。
ワンタッチ式傘だ!
そんなもの当たり前と思うかもしれないが、少し勝手が違うのだ。
傘をさすとき、普通に手動なのだ。
両手で傘を持ち、片手でギュッーっと柄とそうでない部分を引き離す。
ワンタッチボタンが付いているが、全く役には立たない。

しかし、この傘のすごいところは閉じる時だ。
閉じる時に、あの役に立たなかったボタンをプッシュ!すると....
バンッッ!!!とものすごい音を立てて閉じる。もちろんワンタッチで。
この傘は、閉じる時に少し心構えをしないと、
瞬時にして自分の手元に戻る傘の先にビックリしてしまうのだ。
そしてこの傘、2ヶ月程でその閉じる威力であっけなく自爆してしまった。
前にも後にもこの様な傘を見た事がないのだが、
一体これは普通にありふれた形のワンタッチ傘なのだろうか?

ame01.jpg
camera:minoltaα7 film:fujicolor iso100

私は雨の日に写真を撮ることが少ない。
レンズはくもり手はかじかむ、
雨水で手に塗ったハンドクリームが溶けだし、ニュリュッとした感触をつくる。
一日が憂鬱になることを、雨のせいにしたくなる。

しかし、この雨に濡れている草木や花には、生命力がみなぎっている。
たっぷりと水分を補給して、ピンッと姿勢を正した草木は美しい。
葉の上にできる露には隣の葉や光が映りつややかに光る。
憂鬱になった雨の日の午後は、少しだけ傘を閉じて、
近くにひっそりと佇む植物たちに目を向ける。
秋には色とりどりの草木が、鮮やかに生き生きと呼吸をしているから。
少しだけかもしれないが、その日が少しずつ楽しい一日に変わっていく。

ウージ

4年前、休みをとって沖縄の祖母の家へ行った時に、
せっかくだからと本島近くの島へ遊びに行った。
船に乗って直ぐのこの島。海はキレイでビーチも空いている。
私と妹はひたすらオリオンビールを飲んでは素潜りし、
また飲んで、また潜るを永遠7時間くらいしていた。
よく飽きないものだ....

来年こそは、時間が空いた時に行きたいな。

uji01.jpg
camera:minoltaα7 film:kodak infraredfilm

潮風と日光をさんさんと浴びながら、
シャッキリと真っ直ぐに伸びるウージの葉。
何千というウージの集まりはユラユラと風になびき、
優しい風に体を委ねているように見える。
冬の間に時間をかけてゆっくりと甘みを蓄える。

しかし濃い緑をした堅い葉に手をかざすと、ザクッと手には血がにじむ。
かたくて良く切れる力強い葉。
台風や海の風に耐え、姿勢を正して生きている姿は実にうつくしい。

打たれても、また立ち上がることのできる強さと、
それでいて気負わない、柔らかく風になびくことができる
そんなウージのようになっていきたい

美女

「鉄アレーで両親を殺害」という記事を新聞で読んだ。
想像をすると何とも背筋がゾクッとしてくる。

くだらないが、うちでも鉄アレーにまつわる事件が最近あった。
弟は現在高校生で部活に明け暮れる毎日なのだが、
筋トレ用に鉄アレーがある。その重さひとつ4キロ。
ある日これで筋トレをしていた弟くん、
何を思ったかその鉄アレーを両手に志村けんの真似を始め、楽しそうに踊り出した。

...とその数秒後「ガチッ」という音と共に弟はうずくまっていた。
結果は小指をカイホウコッセツ!小指血まみれ...
弟曰く、重い鉄アレーは、勢いがつくと止まらないそうだ。
「鉄アレーを持っているときは、注意が必要だ。」
と本人は真剣に言っていたけど、
何故、鉄アレーを手に、志村けんの真似をし始めたのか?
私を含めて家族全員、その行動の理解に苦しんだ...

話は一転、この写真のモデルはもちろん愛犬miffyだ。
なんとも美しい目鼻立ち。
親バカかもしれないが、miffyは相当な美人だとおもう。
そういえば、今月のNEUTRAL(雑誌)の特集は「美女のルーツ」だった。
私はルーマニアの女性がタイプだ。

mimiup01.jpg camera:minoltaα7

招待状

気が付けば2004年もあと1ヶ月程になってしまった。
そして、その前に来る大きなイベント!といえばクリスマスだよなぁ。
はぁぁぁぁ。
クリスマス...と聞くと子供の頃はすごく嬉しかったけれど、このところは毎年スキップしてほしい。
なんて思うほど、わりと憂鬱なものと化してしまった。
ここ数年、私がケーキを買って帰宅し、家族でケーキを食べているからだ。
毎年、「今年こそは楽しいひとときを!」と思いながら、
勿体ぶって当日に一人ぼっちになっているのだ。
よし!今年は絶対自宅でケーキを食べて過ごさない!!
今年もまた、こんな決心を勝手にして、密かに焦る時期がやってきたな。
冬〜といった感じを思い出してきた....。

pink01.jpg camera:minoltaα7
結婚式の招待状が届いた。 高校でとても仲良くしていた3人のうちのひとり。 3人のうちで一番に結婚しそうな人は誰だろうとよく話をしていた。 一番結婚しそうだと思っていたその子の結婚式。

私たちは同じ予備校へ通い、同じ高校を卒業して皆別々の大学へ行った。
そして会う頻度は徐々に減っていった。
大学卒業後、それぞれが仕事をして殆ど会う事はなかった。

結婚の話を聞いて、私たちはまっさきに話をして盛り上がった。
まるで、毎日一緒に予備校へ通っていた頃と何の変わりもない。
何年も経ち、環境は変化し、そして昔のことは忘れかけていく。
けれど、こんな嬉しい知らせの時には必ず集まって変わらない3人で話をできる。
西日が注ぐ出窓で招待状を読みながら、友人のウェディングドレス姿を想像した。

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