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千秋楽そしてバラシ

清水邦夫の三部作、無事に終了しました。
改めてここで、観に来てくださった方々、どうもありがとうございました。
本当に、感謝します!
最終日は、自分の両親も来て、普通だったら余計なプレッシャーがあるけれど、
今回は全くなかったな。
だって、絶対に気持ちをサボらずに、本気で作品に向き合ったし、
実力は分からないけれど、死ぬほど考えた。
だから、緊張しなかったし、舞台に上がったら、何も怖くなかったの。
親が来ているということすら、考えもしなかった。
芝居のセリフって、話すことが大切なんじゃなくて、
相手のセリフを聞くことが本当に必要なことなんだね。
受けた言葉をストレートに感じて、自然に言葉が出ちゃう。
あぁこういうことか・・・って実感した。

夜は、清水邦夫先生と松本典子夫人を囲んで、
「ありがとう」のパーティー!
なんだか盛り上がったなぁー

そして今日はバラシ。
2ヶ月間かけて作ってきた芝居とその舞台美術を、
5時間でまっさらに消す作業。
舞台って、自分たちで作って、自分たちで壊すんだよね。
私は、そういうところ好きだな。
バラシ作業は何度やっても、いつも切なくて、
それでいて次の作品へのエネルギーが湧く。
心だけにしか残らないようになっていて、常に新鮮なものを作り続ける。
だから、バラシはちゃんと自分たちでしたいものだな。

今回舞台をやったことでできた人との繋がりは半端じゃなく広がった。
次に作る作品の話をするのは、本当に楽しいし、
終わりは始まりだな・・・と思える。
次は、どんな人たちと、どんな作品を作っていこう?
私、やっぱりやめらんない。
舞台が好き。

足を掻いたから「女優」と言われる

社会復帰2日目。
番組で使ったCDを返却・貸出するため、アーカイブへ。
CDを返却する時、用紙に返却本数と、所属、名前などを記入するんだけど、
私の前の人、所属「フリー」って書いてあるのよね。
たとえフリーのディレクタさんでも、普通番組の所属部署を書くのに、
珍しい・・・と思って、横の名前を見たら、
「ピーター バラカン」って書いてあった・・・・
しかも非常に美しいカタカナで。
へぇー、自分でCD返却に来たんだ。
日本語も流暢だけど、読み書きも美しいのね。

今日は、NED(エデュケーショナル)→CT(放送センター)→NEP(エンタープライズ)
このルートを2往復してから、並木橋の事務所へ。
これって、結構歩いてないか?
(放送センター付近から事務所は片道30分かかる)
しかも雷鳴ってるから、相当テンパってしまって、オロオロしてる。
怖い。
あぁ、万歩計とか付けたら面白いかも。
そして、これは往復したくない。

演出家・作家の萩原朔美さんが清水邦夫の舞台を観た感想で、
「君もようやく、女優になったね」と言われた。だいぶ照れた。
嬉しいけれど、理由を聞いたら、
「だって君、話ながら足ブラブラさせて、仕舞に掻いたでしょう・・・」って。
確かに掻いた。覚えてます。いや、むしろ意識的にしました。
面倒臭い感じを出したくって。
普段自分が「あー面倒くせぇー」って思った時と同じ事したの。
そうしたら、
「あの緊張感の抜けっぷりが、殻を破った気がしたよ」だと。
決して、舞台中の緊張感が抜けた訳じゃないけれど、
場に集中しながら、執着しないでいられたんだよね。
100人以上の人の前で、ポリポリ足を掻くことは、演技に執着していてはできない。
これも、演出家・大久保亜美のおかげなのだ。
集中力の分散、大成功。
足を掻いて、私ようやく第一歩を踏み出した!

あひゃぁー
次の台本を書かねば・・・
書けるのかなぁ。ファンタジー指定だよ。

定点観測が日課であり・・・あぁ幸福

3月から、自宅で定点観測をしているのだ。
yayaの住むマンションは、4階にあって、
ここから見える窓からの景色を毎朝4枚撮ってるの。

というのも・・・
今、うちの前に一軒家があって、2階建てが3階建てになろうとしている。
斜め前には、高いマンションが建っている。
そして、斜め左下の一軒家のベランダは、毎日洗濯物がかかっているの。
というのが、ことの始まり。
相棒のカメラたちに協力してもらって、撮っているんだけど、おもしろい!!!
日々観察していると、本当にさまざまなことが身近で起きているんだね。
マンションにクレーンが来てる日。
コンクリートを流す日。
一階分増えている日。
いやね、一階増えた日なんてすごいテンション上がっちゃうよ!

そして、洗濯物の観測が思いの他、おもしろいんだ。
何人家族くらいなのか?年齢はいくつくらいか?想像がふくらむし、
現時点でわかったことは、結構お年寄りの2人が住んでいるみたいで、
浴衣を着て寝てるとみた。
それから、子どももいるみたいで、読売ジャイアンツのファンと見た!
もはや、この領域にくると、覗き趣味みたいでマズイのかもしれないけれど、
洗濯物を見ていると、季節を感じられるんだ。
とりあえず、来年の3月まではちゃんと撮ってみようかなって思ってる。

しかし・・・
前の3階建てになるべく家は、いつまで経っても作業が進んでいない。
この前なんか、屋根に平台みたいな板がボコボコ置かれていたり、
屋根だって、発砲スチロールみないなフワフワしたものでかたまったまんまだ。
本当にちゃんと家になるんかな。

とにかく、コツコツ毎日4枚の写真を撮っていると、
一日が始まりましたねぇ~といった気分になるし、
時間の流れを一定の間隔で感じることができるから、
物事に焦らないでいられるようになった気がする。
ちょっとした日課をつくることって、結構気分がいいかも。

そして、明日も定点観測が続く・・続く・・・続く・・・・
あはぁ~引きこもりしたい!!!

中くらいの樹より~お世話になったひとたちへ

カメラを選んで、もうすぐ引越しする町を写真に収めた。
桜が全部散って、薄くて緑色をした葉がシュルシュルと伸びるこの時期は、
風が強くて、夕方には雨が降る。
私は過去を写真にだけ残して、次の場所へ移るから、
君はたまにそれを見て、町の香りを想い出せばいいよ。

毎日の生活のところどころに、かつて出会った人たちが隠れてて、
時たまそれを感じて、ちょっと感傷的になったり、チクッってなったり、
そのおかげで道ができて、次々とやってくる出会いを大事に出来たりする。
つらい時には、いつでも何でも聞いてあげよう。
どうしても他に出せない弱い部分があったって、それを黙って受け入れる。
いつだって、どこだって、なんだって。
次に出会った人たちが、私を支えていてくれるから。
だから、私は強くなった。

この樹は強くて、逞しいから。
疲れたら、寄りかかればいいじゃない。
空を飛ぶのに息が切れたら、翼を休めたらいい。
根っこにある私のエネルギーを全部吸い取って、
私が持つ使えるものは、全部使ってしまえばいい。
大丈夫。樹には雨や光をくれる空がいて、絶対に枯れないから。

いつまでも話を聞くことだけができる、空気になるわ。
もういらなくなったら、飛び立って、また旅の続きをしておいで。
樹があったことを忘れてしまう位、幸せになったらいいよ。
いつかきっと、風が頼りを運んでくることもあるだろう。
そしてまた、旅の途中でこの樹の前を通りかかったら、
また大きくなった樹を見上げて、大空を眺めて深呼吸をしたらいいよ。
もし少し疲れていたら、樹の下でお水を飲んだらいいよ。
大きくなった樹は、それでも何も言わずにそこに、ただいるから。
翼を休めなさい。


たくさん撮った写真を見せて、元気をあげる。


だって・・・
あなたには、世話になっているから。
いろんなもの、もらっているから。

プロコフィエフがかかった瞬間に霞んだ目玉

そこは東京なのに、小さい星がたくさん光っていて、
昼間は暖かい今日も、夜の道は空気がまだ冷たい。
春の風には、いろんな植物の種や、生きていたものたちの亡骸が入っているから、
ザラザラしていて、髪がからまる。この季節の夜は灰色。
突風が走る度に、ピアスが耳たぶに勢いよく当たる。

「この曲は、中学生の頃、図書館でチャイコフスキーを借りた時に、
4曲目に入っていて、あまりの気持ちの高ぶりに涙が止まらなかったの」
と、わたし一生懸命話した?

今日は、何を話そうか。
どうしたら、今日を緩やかに幕を降ろせる?
どうやって、独り短い夜に耐えて眠ればいいの?
お願いだから・・・
この曲を聞いている間は、広いグラウンドを走るような気分にさせて。
空を飛べるように、もっと大きな音で旋律を奏でて。
坂道を下りながら、風で巻き上がる髪をつかまえて、
空を見た。
そこには、星がたくさんあるのに、
霞んで、全部がぼやけちゃっいるじゃないか。
薄い透明の膜が、何ミリも溜まって、こぼれ落ちないままだから。
ぼやけて、星が見えないんだってば!
こすっても、こすっても、よく見えないよ。
この坂が辛いよ。底の高い靴が足を締め付けるよ。
どうして、こんなにも鼻の頭がヒリヒリして、息苦しいのに、
そこから、抜け出したくないの?
君は何をしたいの?

ビニール袋に入った3本のニンジンのことを思い浮かべたり、
財布の中に残った小銭の金額を頭の中で数えたり、
家にたどり着くまでのマンホールを左右交互に踏んでみたり・・・

だけど、この曲を聴くと、鼻の奥が苦しいの。
抜け出したいと苦しむ自分を、どこかでもう一人の自分が喜んで、
抜け出すのはやめておこうかって、話かけてくるの。

もう10分もすれば、大丈夫だから。
この曲が終われば、ワルツをかけて、また踊るから、
ちょっとだけ、話をして・・・
そう受話器を掴んだ手が乾燥してシワシワで、おばあちゃんみたいだった。
灰色の空気の中で、手がボゥーと浮かんで、
まるで幽霊みたいだった。

躊躇している自分にうんざり・・・また躊躇

人間に、性別なんてなければよかったのに。
なぜ、私たちは同じ人種でありがながら、違う性別だったのでしょうか。

細胞なんか、全て死んでしまえればいいのに・・・
人間が作られる原子なんて、地球に存在しなかったものの、
偶然の集まりなのだから。
ただの物質。そう考えれば、燃えることすら怖くない。
宇宙は137億光年という距離があり、太陽系を含む銀河が数千万個ある。
そう考えれば、この小さな粒子の集まりなんて、
ただの物質でしかないと分かっているのに。

だれか、お葬式には来てくれるかしら?
本気で涙を流してくれるかしら?
もしも、天国へ行った葬儀を見ることができる保障があるのならば、
とっくにあの世へ行っていました。
そして、その情景をまざまざ見続けて、
なんてことないな。もしくは、人生で一番の感動を感じながら、
涙を流していたでしょう。

けれど・・・・最後の一歩をふみだせないない弱さ。
なさけない。
けれど、まわりは、最後の一歩を踏み出した人を見て、
きっとこう言うでしょう。
「あの人は弱かった」
そんなことは、私にも分からない。
けれど、望まずして人生を終える人を考えると、
やっぱり私はここに踏みとどまってしまう。
幕を閉じることに躊躇して。
カーテンコールがスキだから、
私は、なかなか前へ進めない。
けれど、前へ本気で進んだら、
きっと「前」とはいわれないんだろう。

ほら、またこんな風に躊躇した。
だめなわたし。

けれど、躊躇することを知らない私だったら、
100回死んでも、死が足りないだろう。

1000人×2回

やばいよー
ひさびさに準備できていない感たっぷり。
1000人の前で、ステージで話をすることになっちまった。
しかも、明日。っていうか今日か。
今まで、300人が最高人数です。アタイ。
あちゃぁ・・・・
本当はワタシ、人前に出るのがニガテ。だし。
出ちゃえば、もう仕方ないって、お調子者になるのだが、
それまでにトイレ4,5回行きたくなるもんね。

ソ・ドヨンさんという韓流スターのイベントなんだって。
今テレビでやってる「春のワルツ」に出ている男性。

うち、テレビないし。

依頼された時に「明後日お暇?ちょと手伝って!」って言われたから、
「ボランティアじゃなくて、仕事なら、なんとかするけど」(大人になった)
と答えてしまったワタシ。
まさか、自分がしゃべくるとは思わないでしょう?
この流れで・・・・

ってわけで、明日は国際フォーラムで、
イベントの仕事をしてまいる。

ぬほー。いつもの「暗い文」を書くこともできないくらい、
台本が入っていません。
スタッフずらで、流暢に流してやるわ。

わたしはできる、つっかえない。。。


・・・ワタシはカモメ・・・
M.C(マイ・コメディアン)

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